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  (セワ・ケンドラではろうそく作りをはじめた)


セワを始めたときからの「究極の課題」は
通所者に収入の道をひらくこと。

それがどんなに困難な事であるかを思い知った今までの6年間だった。

ラム・ナラヤン(ダミアン)さんはじめスタッフの願いは
「少しでも本人の力で収入を得られるように・・・」ということ。


でも、最初の数年は「身辺の自立」
         「かんたんな読み書き」 これも難しい子が多い。


衣服の着脱、食事の配膳と片付け、トイレ、掃除などを
みんなと一緒に自分でやれるようにしていく訓練に費やされた。

でも、常に「収入の道」はみんなの頭の隅にあった。

モモ(チベット風ぎょうざ)を作ろうと試みたこともあった。

絵葉書を作ろうとしたこともあった。

婦人用の小さな財布の製作も習った。

ししゅうを練習した事もあった。

それらはみな、「練習の域」を出なかったし、販路開拓もできなかった。


そしてこんどは「ろうそくの製作」

講師は、通所者のマニシャのお母さん(教師をしている)だ。

蝋を溶かして型に流すだけだから簡単ではあるが・・・・・
少量を作るには原料費が高い!!!

それに「金型」だって、とても高い!!

スッカがポカラ滞在中にそのための下見をしたが、その段階で
「蝋の原料は、スーパーに安くで売っている蝋を買ってきたほうが安いみたい。
 出来上がったとしても、価格的に量産品には太刀打ちできない」と
はっきりわかっていた。

でも、「とにかくやってみよう」とラム・ナラヤン(ダミアン)さんは
今回、セワのカリキュラムにロウソク作りを導入。

大天使ミヤとスッカの会話:

「うーーん、ロウソクを買うより高い原料の蝋だから
 工作の時間の材料費、と思うしかないわね」

「うん、できたロウソクをまた溶かして
 次のロウソク作りに使えばいいじゃない」

「そうね、ルルドでも
 燃えさしのロウソクは再度溶かして作り直しているというし・・」

「色を付けてみたり、絵を描いてみたり、いろいろしてみるのも
 楽しいかもね」


最初から「売れる」なんて思っていない。
でも、なにごとも試行錯誤から。

セワ・ケンドラでの「ろうそく作り」の行く末に
ほのかな光が見えますように。


スッカ (2010年4月30日 13:30) | コメント(0) | トラックバック(0)

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