ラム・ナラヤン(ダミアン)さんはじめスタッフの願いは
「少しでも本人の力で収入を得られるように・・・」ということ。
でも、最初の数年は「身辺の自立」
「かんたんな読み書き」 これも難しい子が多い。
衣服の着脱、食事の配膳と片付け、トイレ、掃除などを
みんなと一緒に自分でやれるようにしていく訓練に費やされた。
でも、常に「収入の道」はみんなの頭の隅にあった。
モモ(チベット風ぎょうざ)を作ろうと試みたこともあった。
絵葉書を作ろうとしたこともあった。
婦人用の小さな財布の製作も習った。
ししゅうを練習した事もあった。
それらはみな、「練習の域」を出なかったし、販路開拓もできなかった。
そしてこんどは「ろうそくの製作」
講師は、通所者のマニシャのお母さん(教師をしている)だ。
蝋を溶かして型に流すだけだから簡単ではあるが・・・・・
少量を作るには原料費が高い!!!
それに「金型」だって、とても高い!!
スッカがポカラ滞在中にそのための下見をしたが、その段階で
「蝋の原料は、スーパーに安くで売っている蝋を買ってきたほうが安いみたい。
出来上がったとしても、価格的に量産品には太刀打ちできない」と
はっきりわかっていた。
でも、「とにかくやってみよう」とラム・ナラヤン(ダミアン)さんは
今回、セワのカリキュラムにロウソク作りを導入。
大天使ミヤとスッカの会話:
「うーーん、ロウソクを買うより高い原料の蝋だから
工作の時間の材料費、と思うしかないわね」
「うん、できたロウソクをまた溶かして
次のロウソク作りに使えばいいじゃない」
「そうね、ルルドでも
燃えさしのロウソクは再度溶かして作り直しているというし・・」
「色を付けてみたり、絵を描いてみたり、いろいろしてみるのも
楽しいかもね」
最初から「売れる」なんて思っていない。
でも、なにごとも試行錯誤から。
セワ・ケンドラでの「ろうそく作り」の行く末に
ほのかな光が見えますように。



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