もちろん、彼の私物であって、セワのものではない。
彼はこれに12年も乗っている。
ネパールにおいてこういったバイクを持っているということは
日本でいうなら自家用乗用車をもっているような感覚だろう。
給料との比較でいうなら、高級セダンってとこかな?
まして車となると、日本でいうならベンツやBMWのようなもの。
特別なお金持ちだけに許されるぜいたく。
バイクを持つだけでも、たいへんなことだ。
スッカがポカラ滞在中、このバイクがしばしば故障することがあった。
「もう、だいぶ古いですからね」とラム・ナラヤン(ダミアン)さん。
セワ・ケンドラの仕事で動くにしても、バイクがないと話しにならない。
彼の私物とはいえ、セワにとってはなくてはならない「足」なのだ。
「バイクって、いくらするの?」
「いろいろですが、だいたい15万ルピーくらいのならまぁまぁ・・」
スッカは頭をかかえる。
15万ルピーといえば、20万円から25万円くらい?
これなら日本で中古の良いのが買える値段だ。 高い!!!!!
「その古いバイク、下取りに出したらいくらになるかしら?」
「前に、4万ルピーと言われました」
ほぉ! 日本では下取り価格はつかないだろう。
12年も乗ったものだもん。
直して直して、なだめてなだめて、
使い続けるのがこの国のやり方。
50年近くも前の、初期のころのトヨタカローラが
まだ「現役のタクシー」として走っている国だ。
ラム・ナラヤン(ダミアン)さんの HeroHonda は、
あと何年走れるかな?
大事な大事なセワ・ケンドラの足! 長持ちしてくれよ!!!
********* こぼれ話
ネパールではバイクは自家用車。
これに何人でも乗る!!!
家族みんな乗っていたりする!!
スッカもよく乗せてもらった。
銀行に行くのも、レイクサイドに行くのも、
セワの用事で走る時はいつも、このバイクに二人乗り。
「あの」大天使ミヤだって!!
うしろのタイヤがかしいでいたのは当然・・・・(笑)



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