昔はアジアの最貧国で物価が驚くほど安いのがネパール旅行の大きな魅力でした。ポカラのビジネスホテルは一泊200ルピーで泊まれました。土産物に買った孔雀の扇は20本1000円でした。しかし、数年前から古い家がドンドンと瀟洒な住宅に変わり、綺麗なデパートやすショッピングモールもでき、エレベーターつきのマンションも建ちならび道路は新車の波です。街の表通りを走れば豊かになったことを実感します。ところがこれは見かけだけで、貧富の差が驚くほど拡大しました。大多数の貧しい階層の人々は生活物資の急騰にあえいでいます。この貧富の格差、この物価上昇はもう革命が起こらないのが不思議なほどだ!しかし、政府の役人などは、どんどんと高級車を買っている。と誰かが書いていましたが。革命を起した側の人々が政府を作っているのです!どうも共産主義国こそ貧富の差が拡大するという矛盾です。中国しかり北朝鮮然りです。
(写真は山から薪や山羊の餌を運ぶ女性たち。クリックで拡大)
次はシスター川岡のメールの一部です。シスターですらこんなに怒っています。
先日、新聞にマオイスト党の党首プラチャンダが新築の邸宅に引越ししたニュースと写真が出ていました。メディアの精一杯の皮肉だと思いますが、私は憤りを禁じ得ませんでした。貧しい人々、国から置き去りにされた苦しむ人々のために彼らは熾烈な運動を始めたのです。そうした革命家であったはずの彼らも傲慢な支配階級と同じ道を辿っているのです。マオイストの兵士達、教育の機会も投げ打って武力革命に参加した下級兵士達も現在の指導階級に絶望と悲しみを持っています。多くの貧しい国民に誠実で親切な人々が多いだけに、私ですらこんな国は思い切ってくたばってしまえばよいのにと過激なことまで思ってしまいます。



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